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NDフィルターできるかな? [コレクション]

後が先となってしまいましたが。
先日観測された金環日食の撮影に望み、以前より機材の準備を進めておりました。
今回はその紹介です。
nd1.JPG
ご存知のように、太陽を撮影するには減光しなければなりません。NDフィルターは絶対必要です、手持ちでは差込式の純正ND4しかありません、どれぐらい減光すればよいのか。
太陽撮影用としてND100000というフィルターがあるのですが、値段を調べると結構いい値段がします。
レンズはAF Reflex500mmF8でフィルター径はΦ82、径が大きくなれば価格も上昇します。
すぐに思い出したのがシートフィルターです。富士フイルム製NDフィルターND4.0 (10×10cm)
すぐに入手しました、完売の可能性もありましたから。
nd2.JPG
シートフィルターはホルダーにはさんで使用するのですが、今回は手持ちの機材を加工しました。
まず、レンズ装着のフィルター枠からフィルターガラスを取り外します。ディバイダでリングを回して分解します。
ついでにフィルターガラスは洗浄しておきました。
nd3.JPG
シートフィルターをフィルター枠に収めるため、円形にカットします。
フィルターガラスと同じ径にするため、現物からケガいて寸法取りをします。
ディバイダをケガキ針の替わりとしています。
nd4.JPG
ケガキに沿ってはさみで切り抜きます。最初ラウンドカッターを使用しようと思ったのですが、中心に針穴が開くので養生をするとシートフィルターに細かいキズが出来そうなのでこの方法としました。
フィルターを元どうりに組み立てます。レンズ側から枠・シートフィルター・フィルターガラスの順です。
このフィルターと差込式フィルターで露出倍数10000×4=40000となります、ND100000には足りませんね。
ssで何とかなるか、ssを稼げる銀塩α-9さまにご登場願おうか。現在の体調ではその気力もない。
結果、当日の天候に助けられ何とか撮影には支障がありませんでした。

さて、NDフィルターには数値(ND数字)が明記されていますが、これは光量を表していますが今回使用したNDフィルター
富士フイルム製NDフィルターND4.0
AF Reflex500mmF8純正差込式ND4
ですがND4.0=ND4ではないのです。
この数値は整数の場合と少数点がつく場合の2種類あります。このうち整数のものについては、光量(露出倍数)が1/数値になることを意味します。例えば ND4 と書かれていれば、光量が1/4になります。
少数がつく場合は、1/10の累乗を意味します。例えば ND4.0 は10の1/4.0乗(10^4)ですから、光量は1/10000になります。
よって上記フィルターの組み合わせによる露出倍数は10000×4=40000となる理由です。
蛇足ながら。








世紀の天体ショー [観賞]

昨日の朝観測された金環日食、御覧になりましたか。
今回の金環食が観測されるのは太平洋側の地域という事で、他地域では残念ながら部分食となりましたね。
私の住む千葉は今回観測に好条件らしく、以前から期待して準備を進めておりました。
しかしながら、足の負傷により思うように動けずどうしたものかと思案しておりましたが、東側の窓からならどうにか
なるだろうと思い、当日室内からの撮影に望みました。
金環日食1.JPG
2012/05/21 06:31
欠け始めました。
当日は曇りがちの天候で南部ほど雨という悪条件。
雲間から太陽が顔を出すような感じです。
金環日食2.JPG
2012/05/21 06:32
金環日食3.JPG
2012/05/21 06:36
霞のような雲が太陽を隠します。
金環日食4.JPG
2012/05/21 06:40
雲間が切れたので、テレコンを装着してみました。よく見ると黒点が確認できます。
この条件なら何とかと思っていますと。
金環日食5.JPG
2012/05/21 06:53
しばらくしてまた雲が出てきました。
厚めの雲です。県内雨が降り始めたようです。
雨雲北上中?完全に太陽は雲に隠れてしまいました。
金環日食6.JPG
2012/05/21 07:36
金環日食7.JPG
2012/05/21 07:36
奇跡が起こりました。
食の最大に合わせて雲が薄くなり金環食が姿を現しました。
ほんの数秒の事です。NDフィルターでの減光と雲による光の減衰で視野確認できませんでした。
すぐさまNDフィルターをはずします。(実際は太陽を直視してはいけません。)
何とか撮影できました。
そして太陽はまた雲の陰に。
金環日食8.JPG
2012/05/21 08:02
食の終了に向かいます。
雲も晴れてその姿を現しました。
今回は観測条件はよくなかったのですが、奇跡的に食の最大時雲間から観測できたのは感動でした。
半ばあきらめもあり、投資した機材の回収(大げさですが)もどうしようかと。
一生に一度観られるかどうか。
コレで良しとしましょうか。

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